2019 五島長崎 国際トライアスロン大会まとめ

今年も2度目の五島長崎トライスロンに参加したのでまとめます。名称が五島長崎とか、日本選手権とかバラモンキングとか色々呼び方があり混乱しますが、ここではバラモンキングで通します。2018年の様子

金曜日

昨年同様友人と2人でツアーに参加。金曜日の早朝羽田発長崎空港、バスで港まで行きそこからジェットフェリーで福江島に入ります。福江港に到着したらすぐに定食屋「うま亭」へ五島牛の焼肉定食を食べます。ホテルも昨年同様「カンパ―ナホテル」会場にも、ゴールにも一番近い便利なところです。チェックインをするもまだ部屋に入れないとの事なので、2階へ行きヤマト便で輸送したバイクの組み立てをします。

 

組み立ても終わり、部屋に行きます。今回は4人の相部屋です。知らない人と4日過ごすので緊張します。初対面と思いきや一人は50代の方でフェリーで隣に座っていた方でした。私と同じく今回で2回目との事。もう一人は30代の若い方でジャージを見たら私がインスタでフォローしている『IRON WILL』というチームに所属していました。

試走をちょこっとやり、バイクに不具合が無いか確認した後、会場へ行き受付、説明会を聞きます。朝が早かったので一瞬寝落ちしました、ちょうどドラフティングの頃だと思います。夕食は寅寿司です。金曜日は唯一海鮮を食べてもいい日?なので五島の海鮮寿司とビールで乾杯。部屋に入り新しいルームメイトとお話して、就寝、起床時間の確認をします。

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土曜日

朝食はバイキング。食べ過ぎになりそうなほど目移りがします。バイクでランコースを試走。折り返し地点にある教会を見て名物のちりんちりんアイスを食べて、途中にあるビーチで試泳をします。だれもいないプライベートビーチ。スイム会場よりも水も砂浜もきれいです。トライスーツのみだったので少し寒かったですが、五島まで来たのできれいな水で泳げて良かったです。

午後はバイクをメカニカルチェックの後、トラックに預けます。レースナンバーが左から見えるようにと指摘を受けて付け直します。たぶん右の方がドラフティングを取りやすそうですが、、、ランバックを預けて、部屋に戻り風呂&昼寝に入ります。

夕食も昨年と同じ洋風レストランで大盛カレーでカーボローディング。レースナンバーを腕に付けて9時に就寝。全く寝られません。

 

レース当日

朝は4:00起床 あまり眠れていません。完全に睡眠不足。まあ昼寝したから何とかなるでしょう、、、ホテル支給のお弁当を開けて昨年同様がっかりします。揚げ物弁当に山菜ごはん。宮古島の時に泊まったホテルがなんて素晴らしいおもてなしだったのだろう、、、そうは言ってもしょうがない。揚げ物弁当は想定内なのでスーパーで買っておいた、バナナ、餅、おにぎり、ヨーグルトなどを食べてバスでスイム会場まで行きます。

会場に着いたら、バイクにボトル、サイクルコンピューターなどをセット。空気圧も少し少な目の90に設定。バイクバックをトランジションラックにかけて、コースの確認。アンクルバンドを装着、ウェットスーツを着用して、ワセリン塗って6:30の試泳を待ちます。多くの人が岸でスタートギリギリまで待ちますが、昨年同様コースの左端まで行き浮遊物につかまりスタートを待ちます。

スイムスタート

スタート直後は手足がぶつかります。大きくぶつかりはしないですが、宮古島のスイムで右側からゴーグルを壊された経験から右に人がいるとすぐに左に泳ぎます。ブイの近くでは混んでいますがそれほど泳ぎにくくはないです。第3ブイから波が荒く海水を何度か飲んでしまいます。折り返しは左のコースに沿って戻ります。1周目時計を見ると36分と表示。予定通りか少し遅いけど波があるからこんなものかと思いながら給水所で水を一口飲んで2周目に入ります。第3ブイが見えにくいので遠くの山を参考に泳ぎます。ゴール付近は流されるので少し沖に向かって泳ぎます。1時間13分50秒 総合167位

バイクパート

シャワーカーテンを通り抜け更衣室でウェットスーツを脱ぎ、ウォーターローディングの影響かトイレが近く仮設トイレに直行。ロングの大会なのであまり時間のロスとかは考えません。快適にレースができるように努めます。アベレージ33キロぐらいでしばらく走ります。エイドでボトルの手渡しに2か所も失敗するも、ジェルを飲み物代わりに走ります。先頭集団に遭遇。折り返しを通過。折り返した後に一緒に来たタロー君とすれ違い声かけします。(結構言いペースだな~と感心します)昨年は順番を言ってくれる人がいたのですが、今年はいなかったので?もしくは順位が遅すぎだったのかな?と少し心配しながら走ります。苦手なトンネルも暗さは以前よりも気にはならないですが、自分の影や走行音が近くのバイクが追い抜くのではと錯覚します。2周目に入りご褒美に一口羊羹を食べます。トップチューブに張り付けた唯一のジェルも食べます。風が強くなり中々DHバーが握れない時間が多くなります。TTバイクの人はTTポジションを維持できているので、TT有利かな?もしくは自分の肘あてのポジションが良くないのかな?など考えながらドロップハンドルの下持ちで頑張ります。2周終わり昨年心を折られた坂道を上り、エイドをぐるっと回って、来た道を下ります。ようやく180キロ完走ランパートに入ります。 バイクパート 6時間9分27秒 60位

ランパート

バイクをボランティアの方に渡し、今回2度目のトイレ休憩。Bタイプとごっちゃなので順位は分からずランスタート。エイドの前は歩いてそれ以外は走る。最初からきちんとできる。早くはないが良いペース。日差しが強く帽子とネックカバーの効果を感じます。前日バイクで来た時は気にならないが遠くに走っている人が見えあそこまで走るのかーと思いながら、10キロ地点の折り返しへ。折り返しコーンにタッチして、また来るよと言い来た道を戻ります。今回の大会で一緒の部屋だった選手と声をかけます。目標13時間ぎりと言ってたわりに良いペース。連れのタロー君に全然見えてこないので心配します。8キロほど自分の後ろを走っていました。(後で聞いた話だと、クランクが根元から外れたそうです、、、)2周目も彼らと声をかけながら2度目の折り返し。残り10キロ。なぜか水分補給ができなくなった。少し前にコーラを飲み過ぎたせいか気持ちが悪い、、、残り4キロの看板で完全にアウト。コース脇の草むらでおう吐。先ほど飲めないので粉飴を食べたのが出てきた。一日中ポカリとジェルしか食べていないのでそれ以外なにも出ないです。後4キロ今まで頑張って、もったいないけど走れない。走ればまた吐き気する。ばたばたと追い抜かれます。歩いて前進。最後は何とかゴールします。4時間27分32秒 172位


まとめ

総合11時間50分49秒 84位でゴール。昨年は51位だったので少し順位は下がりました。これがランで最後落ちなければなど色々考えますが、これが今の自分の実力の限界だと思いました。完走できてよかった!

帰りは長崎港からグラバー庭園へ行ったり、角煮マンたべたり、中華街でラーメン食べたりしてちょっと観光して帰りました。

ロードバイクから異音がする

最近ロードバイクから異音がしたのですが、ようやく原因がわかりました。ぺダリング中で段差がある時に音が出るので、駆動系統もしくは力がかかる時だと考えます。思い当たるのは、BBをDIYで交換したのでそこから音が出ているのか、もしくはカーボンのシートポストがまた割れたからかと考えましたが、、、答えはリアのカセットスプロケットのロックリングが緩んでいたが正解でした。しばらく触っていないので緩むはずはないと思っていましたが、手でクルクル回せるぐらい緩んでいました。度重なる飛行機輸送でホイール周りは常にパンパンな箱に入れられて力がかかるところなので緩んだのかもしれないです。世界選手権の時も気になっていたのですが、原因を特定できずそのまま走行してしまいました。定期的な点検が必要ですね。

2019世界選手権 スペイン まとめ

前書き

2018年の五島列島トライアスロンAタイプの成績で何とか、日本代表入りを果たして、スペインで行われたマルチスポーツ世界選手権に参加しましたのでまとめます。

準備

今回の大会はスペインまで行くのでJTU(日本トライアスロン連合)のHISオフィシャルツアーで参加します。一緒に行くメンバーは知り合いの3人です。成田空港までホンダフィットを出してもらい、大人3人プラス自転車3台を無理やり積み込んで出発。アブダビで乗り換えマドリード、そこから大会開催地のポンテベドラに近いビーゴまでトータル飛行機を3回乗り継いで行きます。

出発してから1日半ようやく昼過ぎにビーゴへ着いたので、ホテルで一休みした後、街を探検します。お台場のビーナスポートのような景色が広がります。白色を基調としたロココ調?メディタリアン風な建物があります。屋根がオレンジなのが特徴的です。おなかも空いたのでいよいよご飯でも食べようとするも、レストランで聞いた結果ご飯が食べられる時間は昼は15時まで。夜は20時から22時ぐらいまでしかレストランも開いてなく、いきなり食料難民になります。仕方がないのでカフェでパン、ハム、チーズ、オリーブ、ポテトなどを注文して腹ごしらえ。夜になり再び夕食を食べに出かけます。別便のバイクがトラックで運ばれたので組み立てます。

2日目

朝食をホテルで済まし、バイクの試走をします。コースを間違え時間がかかってしまいましたが、海沿いまで15,6キロほどのライド。右側通行で違和感があります。道が荒れているのでDHポジション、空気圧の確認をします。

10時から受付のためポンテベドラにある受付会場までバスで行きます。何をするにも長い列ができます。受付終了後はバスでバイクコースを下見します。結構な坂があります。下見の結果、市街地以外は坂しかないコースという結論になりました。ホテルに着いたのがまたしても16:00ごろのため食料難民。近くにスーパーで飲み物とラザニアを注文。冷たいラザニアですがホテルの部屋でいただきます。2日目のピザみたいですがまあまあおいしい。

3日目

DECATHLONというフランスのアウトドアのお店が近くにあることを発見。バイクグッツやリュックなどあります。超小型の折り畳みリュックを購入。サドルバックに入る大きさなので出先で買い物などに便利です。(2ユーロ)
バイクを預けに再度ポンテベドラまで行きます。バイクチェックインをしたあと、トランジションバックも預けます。試泳ができるとのことでしたが、知らなかったで準備をしていません。試泳を終えた人から話を聞くと「水が冷たくて、頭が痛い、足がしびれる、5分が限界』などのコメント。試泳をしなくてよかったという思いと、大会当日はどうなるかが心配です。午後から日本人用の競技説明会がありました。全員集合して写真を撮ります。解散後はまたしても昼食を逃してしまい、カフェでパンとチーズとチキン。同じメニューが続き飽きます。パスタパーティーにも参加できる予定でしたが、量が少ないと聞いていたので参加せずホテルで1人日本から持ってきたカップラーメンを食べて早めの就寝。

レース当日

早朝4:00起床。サンドイッチBOXを受け取ります。相変わらず、パンとハムとチーズ。日本からはパックご飯をもってきたので、湯煎して、お茶づけでおにぎりを作ります。久しぶりの米にちょっと感動。少しずつ時間をかけて食べます。
5:30のバスに乗り会場を目指します。トランジションでバイクの空気を入れたり、ドリンクをセットします。8:30のスタート予定ですが、水温が低いので3000メートルのスイムが1500メートルに短縮。スタート時間も30分遅くなります。知りあいがホットクリームなるものを持っていて塗ったら体がポカポカしていきます。指先や耳にもしっかり塗りますが目と陰部は塗ると大変なことになるそうです。これなら寒くても安心と自分に言い聞かせます。いよいよレースの時間が迫ってきたので、スイムスタート地点へ移動。自分の前のグループの泳ぎを見ると、、、上流に向かって泳いでいるのですが、ほとんど進んでいないです。エリートのレースなのにこのスピードとはよほど流れが強いのだと思います。

スイムスタート

説明会で移動が始まったらすぐにスタート地点に並びなさいとのことだったので並びます。みんな左の方(川の中央)に行きますが自分は岸の近くで待機します。(後で分かったことですが、中央よりの方がカーブの内側なので流れが弱いそうです。)特に混雑はしていませんが浮かんでいると流されるので立ち泳ぎで前に進む感じです。なぜか9:01にスタート。しっかり泳いでいるつもりですが景色が変わらず前に進みません。ようやく一つ目のブイまで行きます。焦って足を大きく動かそうとしても攣る感じがしてバランスをとるのが精いっぱい。水を何度か飲んでしまう。少ししょっぱい、海水が混じっているのかな?宮古島では他の人の手がゴーグルにあたり破損したことがあったので今回はあまり人がいないところを泳ぐようにします。ドラフティングをしながらようやく折り返し。なぜ魚が隊列を組むか気持ちがわかるような気がします。川を横切るときは流れがあるのでブイより少し上流を目指します。折り返し以降はスピードが乗ります。コース通りに行かないでショートカットをしようとすると浅瀬になっていて、泳げないのでコースに戻ります。下りは楽です。あっと言う間に戻ってきますが、石階段を登りゴールしようと階段に手をかけるも、力が入らず登れません。寒さで三半規管がやられているのか、前にいる人も階段に上がれません。3回ぐらいチャレンジしてようやく上陸。バイクのあるトランジションまで400メートルほど走ります。39分03秒

トランジション1

宮古島ではバイクシューズを裸足で履いて両指に血豆ができたので今回は5本指靴下を着用。きちんと足を拭いていたら時間がかかりました。ウェットスーツをトランジションバックに押し込んでバイクを取りに行きます。ゼッケンはランのみでバイクは必要がないと聞いたので、ゼッケンベルトはしません。

バイクスタート

全身ずぶ濡れで寒いです。少し震えながらペダルをこぎます。ヨーロッパは右側通行なので、左から追い越すので少し戸惑います。日本ではあまり見ない交差点のランナバウトです。カナダでは2車線のランナバウトが少なかったですが、こちらはほとんど2車線です。各国の名前がトラスーツに書いてあるのでオンラインゲームのZWIFTのようで楽しいです。さすが地元開催ESPエスパニョール(スペイン)が多いです。しばらく走ると試走で来た坂道に入ります。右折してさらに急な坂道、下ってUターン。また上ります。苦手なゼロスタート&坂道。すごい勢いで抜かれます。下りは得意なようで、結構抜けます。楽しいけど時々横風でふらつき怖いです。1周目も終わり戻ってきます。これをあと2周。2周目はエイドでドリンクボトルをもらいます。右手で受け取るのが慣れていないのでスローダウン。2周目のダウンヒルは1周目よりさらにスピードをのせます。3週目、10分前にスタートしている、ねりトラメンバーに追いつきます。周回が終わった時のコースが分からず聞きます。2周しているのに周りが見えていない、、、最後はゆっくり確認してトランジションに向かいます。
3時間47分07秒

ラン

トランジションでトイレに行きます。リアジップのトラスーツですが、股から何とか用を足せます。女性にはできない技。いよいよ最後、ランスタートです。キロ5分ちょっとでいいスタート。ピッチ重視で走り出します。足は動きますが、途中からまさかの砂利コース。65歳のJONKERさんの後をぺーサーに走ります。カナダでお世話になったJONKER NISSAN(ヨンカー ニッサン)と同じ苗字だなーと思いだしながら走ります。3キロほど後を追ったのですが、エイドで水をもらっているうちに先に行かれてしまいました。市街地に戻ると応援がすごいです。ちゃんとJAPON TAKEDAと応援してくれます。応援の選手との距離も近く、ツールドフランスで見る応援と一緒です。時折日本語で「ガンバレ』など聞こえます。2周目も終わり、コエンザエムQ10のジェルを飲みます。なぜか少し力が出てきたような気がします。プラシーボ効果でも何でもいいです。何とか最後まで歩かず走りました。3時間01分02秒

まとめ

総合タイム7時間39分44秒 年代別67位 日本人年代別というカテゴリーがあれば2位でした。とりあえず自分が日本でのランキングが一番低いので2位に入れてこの大会に参加&完走できてよかったですがさすが世界大会。ランのアベレージなどすごい速いです。水泳の練習は寒中水泳や流れるプール逆泳なども取り入れないとダメだなと思いました。

大会終了後

翌日マドリード観光して、途中バイク輸送のトラックが来ないので、バスにバイクを積み込むという事態が発生したが、無事アブダビ経由で成田到着。8日間の旅行が終了です。色々な人と出会えて、どこかの大会でまた会える気がします。レースでは速さより強さ(我慢強さ、粘り強さ)が求められるのかな?っと思いました。

この大会に持っていけばよかったなリスト(スイム時の防寒対策です)

1、ホットクリーム(サーファーが冬用に使っているみたいです)
2、スイムキャップ(通称もじもじ君)
3、スイムソックス(今大会は着用OKでした、、、)
4、安物スリッパまたはいらない靴下(レース後は処分清掃されていました。)

 

 

2019宮古島トライアスロン大会当日

宮古島トライアスロン最初から読む

起床

2:00に一度目が覚めます。大会当日はやはり眠れません。2度寝して4:00に起きます。ホテルでお弁当を用意して頂いたので早速いただきます。おにぎり2個、ソーセージ、ゆで卵、お餅、バナナ、サラダ少々、お茶 何というお・も・て・な・し カーボローディング弁当と言うぐらい最高のパッケージでした。弁当イコール揚げ物の概念だったので一人で感動。弁当でお餅は普通でてこないです。後でシェフと話をしたら色々調べてメニューを考えたそうです。宮古島トライアスロンで宿泊するならホテル・デ・ラクアですよ~

ホテルから歩いて10分ほどでアト―ルエメラルドのバス停から東急ホテルを目指します。会場に到着するも大雨で開催が危ぶまれます。一応バイクのトランジションにボトルなどをセットし、寒いのでウェットスーツも着ます。ほどなくアナウンスがあり、予定通りの開催との事。荷物を預け、アンクルバンド装着、試泳をします。宮古島の海はやはりきれいです。波もそれほどでもなく潮の流れもあまりありません。15分遅れでスタートとなりました。

スイム

『えっ』と言うぐらい小さい合図でスイムスタート。浅瀬はサンゴが多く歩くと危険なので歩かずすぐに泳ぎます。100メートルほど泳いで時計を起動するのを忘れたのでスタートさせます。もたもたしていると後ろからどんどん抜かれます。なぜか周りのペースが速い。1つ目のブイにつく前に泳いでいると誰かの手が自分のゴーグルにあたります。ゴーグルが外れました。確認するとバンドがレンズから完全に抜けています。立ち泳ぎをしながら修復するも力が入らない。仕方がないのでウェットスーツの胸にゴーグルをしまい目をつぶりヘッドアップで泳ぎます。1周泳いで岸に上がりゴーグルを直します。係の人にゴムをおさえてもらい何とか復活。2周目突入。ゴーグルのありがたみを味わったのもつかの間またしても手が当たり、ボロン。今度は反対側のバンドが外れました。もう修理するのは諦めてそのままヘッドアップで泳ぎます。2個目のターンがいつあったのか全く記憶にないままスイムアップ。1:06:36 700位


トランジション

雨がひどくバイクで靴下を履くとタイムロスと水分で重さが増えそうなので、裸足でバイクシューズを履きます。ウェットスーツなど荷物を自衛隊のトラックに預けバイクスタート

バイク

サイコンがないため腕時計のガ―ミン735だけが頼りです。アベレージ33キロぐらいで行くのを前提にしていたので抜かれても焦らずペースを守ります。最初のチェックポイントの伊良部大橋は風もなくDHポジションでライドできます。エイドはほぼすべてでポカリをもらう予定。7割のスピードに落としてボトルの手渡し、ボランティアの子とあうんの呼吸でいい感じ。スイムで出遅れたせいか、普段より全体のバイクスピードが遅いです。いっぺんに3から5台を抜いていきますがペースが上げ下げするので走りにくいです。さらに路面が濡れているのでコーナーでスピードが乗せられません。50キロ地点?で一緒に来た「しんさん』に追いつきます。しんさんのスイムタイムとバイクペースを換算すると焦りがでます。池間島の橋でさらに知り合いとすれ違います。何キロ先にいるか分からないですがとにかく追いつけるように必死でペダルを回します。池間島を過ぎると昨年同様逆風がひどいです。時々スコールにもあいます。宮古島最南端の灯台に到着。1年前に走った記憶がよみがえります。前日メンテナンスにバイクを見てもらったサーベロブースの方たちが応援してくれます。トライスーツがサーベロなので、ちょっと嬉しかったです。ここから来間島へ行き、2週目。ヘッドアップの影響か背中が痛く、1周目ほど他のバイクを抜けません。DHポジションをとれる時間も減り、早くバイクが終わらないか時間を気にします。ようやくバイクフィニッシュ。靴を脱いで5本指ソックスを履いて帽子もかぶりランパートへ
バイクパート 4:57:37 68位

RELIVEでルート映像を見る


ラン

足攣りもなく快調にスタートです。少し背中に痛みがあったがキロ5分30秒ぐらいで入りほほ計算通り。エイド前はアクエリアスと氷をもらい歩いて通過。背中に氷を入れてアイシング。18キロ以降ペースダウンするもハーフで2時間14分08秒とまだ何とかなりそうなペースでした。後半は暑さでペースが7,8分台まで落ちます。左側から日差しで左足がじりじりと日焼けします。スイムスタート時は日焼けクリームを塗ることなど考えもしなかった天気の変わりようです。市内に入ると日が落ち暑さも和らぎます。6分台までペースを上げます。競技場まで戻ると娘が同伴ランをするため待っています。全力で走るのでついて行くのがやっとですが後でタイムを見ると娘と走ったところだけ5分03秒のペースで今回のランの最速ペースでした。応援でこんなに頑張れるんだと実感できました。太鼓の演奏と一緒ににゴールです。ランパート4:47:25 350位 総合記録 10:51:38 200位/1502人中


まとめのまとめ

今回の宮古島トライアスロンはスイムではゴーグルを壊し、バイクではサイコンを忘れ、ランは昨年より遅く中々うまくいかなかったです。世界選手権に向けての最終調整という感覚で挑んだのですが、結果が思ったほどよくなかったので3週間後の大会が心配です。
来年は長女が小学校に入り、長男は2歳なので飛行機無料が最後の年なので宮古島トライアスロンに出られてよかったです。宮古島のみなさんありがとうございました!

2019宮古島トライアスロン大会前日まで

2019年宮古島トライアスロンに行ってきたのでまとめます。

前々日

JALの那覇経由宮古島行きの朝6:20の便で羽田を出発です。バイクの台数が多いため出発は遅れましたが無事到着。ゴーヤレンタカーで予約したクルマを引き取ります。今回は古いモデルのシエンタです。7人乗りを大人2人子供3人+輪行バック+スーツケース2個載せます。人と荷物が入らなければ自転車を組み立て、自走をする予定だったのでほっと一息。すごいぞシエンタ!

今回予約したホテルは デ・ラクアというビジネスホテルのような所を予約しました。バイクコース40キロ地点&ランコース3キロ&40キロ地点の近くです。

部屋に入り予想をいい意味裏切る広さ&きれいさです。エントラスにはバイクラックも用意されているし、おいしいコーヒーも飲み放題。お・も・て・な・し 最高! バイクを組み立て試走に行こうと出発するもサイクルコンピューターがありません。東京に忘れました、、、Σ(゚д゚lll)ガーン

選択は3つあります。その①ガ―ミンEDGE130を買う(29,000円)その②安いキャットアイのスピードメーターを買う(7000円)その③3手時計735XTJのバンドを内側にして頑張る(無料)最終的にはその③に決定。表示は3項目。平均スピード、スピードとケイデンス。距離はコース上で確認して、時間は別項目で都度表示。DHポジションならデータを目視できました。

お昼は昨年同様タコそばをたべに『すむばり食堂』へ。その後空港の向かいにあるドームでやっている大会受付&ウェルカムパーティーに出席します。1年ぶりに同級生に再会。今年は3週間前にバイク練で落車からの骨折でDNSと聞いてびっくり。パーティー開始です。偉い人の話があり、ご飯がでます。カーボローディングをする前に食べ物があっと言う間になくなります。パンがおいしい。

土曜日

午前中は伊良部大橋をわたり最近できた下地島空港へ行きます。ジェットスターが就航して成田から、金曜日から月曜日までしか飛んでいないので大会では使えません。その後伊良部島の物件を見学して、マンゴーアイスを食べに『まいぱり』へ移動します。バイクをトランジションに預けます。時間が少しあったのでサーベロP3Xを試乗します。うーかっこいい。ディスクブレーキがよく効きます。

家族サービスも忘れてはいけないので、子供と市営のリフレッシュパークプールに行きます。大人500円未就学児無料です。ボールプールとスライダープールに2人とも大喜び。試泳はここで済ませた事にします。(本当は海を泳ぎたかったですが、、、)

夜はカーボローディングということでジョイフル(ファミレス)でカレー&ミートスパゲッティ― 4:00に目覚ましセットをして10:00には就寝。

大会当日へ続く

 

Wishbone BB 交換 圧入式

はじめに

知り合いのTTバイクに試乗する機会があったのでちょっと乗ってみたら、ペダルの回転が電動のようにスムーズだったので感動&欲しくなり交換したのでまとめます。

サーベロ S3はBBが圧入タイプのBBです。クランクは純正でROTORの3Dクランクが付いています。ちゃんとオーダーすればWISHBONE 386Fというモデルになります。よく見て購入しましょう。

必要工具

1、圧入式のベアリングを外すための道具。プレスフィットBBリムーバー。
2、BBを圧入する工具、BBカッププレスインストールツール。
3、そしてWISHBONEを最後締め付けるレンチが必要です。

1、ベアリングを外す

6角レンチを使って右クランクのボルトを外します(正ネジ)。中にトルクスのボルトがあるのでそれも外します(正ネジ)。使う工具はカセットスプロケットを外すときに使う工具と同じです。

フロントのギアが外れるので、チェーンをずらして外します。ひだりのペダルも外します。ベアリングが見えますので、BBリムーバーとハンマーを使って打ち抜きます。ワコーズのラスぺネをベアリング周りにスプレーし、フレームを片ひざでしっかり押さえながら、ガンガン叩いたら割とすんなり抜けましたが、あまりいい気分ではありません。

圧入

ベアリングを入れる穴をよく脱脂して、DURAグリースを塗って右側のWISHBONEをBBカッププレスを使っていれていきます。圧入する時は平行に最後はグリスがちょこっと周りからはみ出すまで入れます。ワッシャーが2枚あるので向き、順番を間違えず、忘れずに。

反対側はねじが切ってあるので(正ネジ)手で回していきます。ある程度入れてWISHBONEレンチでしめます。40-45ニュートンとありますが、クルマをいじっていたのでカラダトルクレンチです。

クランクを戻して、変速を確かめます。少しずれているので、Di2のフロント調整して完成です。

試乗

BBまわりが明らかに剛性があがった感じです。ペダルの回転は知り合いのバイクで試乗させてもらったほど、、、変わらないです。ダンシングをしてもギシギシいっていたのが消えました。良い感じです。後は耐久性ですね。

 

最近の失敗注文歴

欲しいと思うとすぐアマゾンで買ってしまいます。所ジョージさんのように創意工夫が大切だと実感しているこの頃ですが、購入して失敗したものをまとめてみます。

1、スマホアームバンド

ガ―ミンでラップタイムなどが測れるようになったのでお蔵入りでしたが、DHバーに付けると簡易ナビになります。IPHONE8はホームボタンが作動しないので面倒です。
ズイフトをやるときのスマホ置きにも一役買っています。68FBCCC4-2656-4E5C-8B5D-B8F2DA4A966E


2、SIDIトライアスロンシューズ

ネットでオーダーしたのでサイズ感が分からず、ピッタリしていたのですが、長時間履くと狭い&豆ができるのでメルカリ行き。靴下がなければいけるかもしれないけど、、、
試着してから靴は買おう。自分の足はワイドしか受け付けない最近気が付いた。

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3、WISHBONE BB

ボトムブラケットを評判がいいWISHBONEのボールベアリングタイプに交換しようと購入しました。ベアリングサイズはたくさんあるからきちんと調べましょうと聞いていたのに間違えて購入しました。サーベロS3の純正クランクは3D ローターです。シマノじゃありません。シマノ用注文してしまったので再オーダーです。トホホ、、、自分で交換してみようと色々工具もオーダーしました。

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4,IRC フォーミュラチューブレス ライト

分かっちゃいるけどやめらないで3本目をオーダーしましたが、、、ビード上げが面倒になってクリンチャーにしました。チューブを入れるなんて時代遅れだと思っていたのですが、ビード上がらないならしょうがない。頑張れば上がるかもしれないがやめました。メルカリ行き


以上が購入失敗談でした。間違って購入したものは損切でメルカリ行きにします。物置が増えちゃうので、、、

 

ニュータイヤ コンチネンタル GP5000 投入

はじめに

以前から使用しているコンチネンタル グランプリ4000に変わり、グランプリ5000が発売されたので今シーズンはこちらのタイヤを投入します。購入したのはクリンチャー 25mmと60mmチューブのセット。


GP5000のチューブレスも発売されて性能が良さそうなので気になったのですが、一本300グラムとIRCチューブレスよりも重いので残念ながら却下。

交換作業

タイヤ交換は以前の4000GPより少し硬いですが、タイヤレバー2本を使えば普通にできます。タイヤの向きがあるので注意して取り付けます。触った感じ、ゴムタイヤというより発砲スチロールのような感じがします。

インプレ

空気圧は比較のために以前と同じ前85、後90です。低速ではそれほど違いが分からないですが、巡行スピードになると転がり抵抗が低いためか、以前よりもスピードが落ちにくい感じがします。パワーにして2,3Wぐらいでしょうか。気持ちよくタイヤが回ってくれます。白石峠もそのまま行きました。ダンシングするとグォングォンとタイヤがうなりますが、グリップもしている感じです。タイヤの違いかZWIFTの成果かタイムが30秒ほど短縮して35分台で自己記録更新でした。

まとめのまとめ

GP5000のニュータイヤすごく良いです。すでにGP4000を使用している方はGP5000にアップグレードされると違いがわかると思います。タイムアップ確実?4000のまま大会に出るのはもったいないですね。