2018マレーシア アイアンマン まとめ

トライアスロンを始めるきっかけとなった大会がアイアンマン。練習を開始してから3年目でようやく参加したのでフルディスタンアイアンマンをまとめます。

11月14日 準備

ジモティ―で見つけた中古の輪行箱(バイクポータープロ)にバイクを入れます。ヤマト便で200CMサイズに梱包したことがあったのでそれほど困りませんでしたが、荷物を全部詰めて持ってみるとかなり重いです。これを持って移動は困難だと判断して、Ysロードで輪行用コロコロを購入します。ベルトも付いてきましたが、すでにバックにマジックテープがあったので未使用でした。コロコロがあるとすごく便利です。

 

11月15日(木)現地いり

当日成田空港まで一緒に出場するしぎーさんとクルマで向かいます。私の友人も空港で待ち合わせの予定です。カウンターで飛行機の手配をすると、応援する予定の友人のパスポートの有効期限が2カ月しかなく、まさかの出国できず。EXPEDIAに連絡してキャンセル手続き。2万円の手数料はかかりましたがまさかの全額返金。良かったような残念なような、、、4人の旅がそうそう3人になりました。(一人にならなくてよかった)バイクは203CMサイズに抑えたので追加料金もかからず助かりました。後で聞いたところ、国際線もマレーシア航空は30KG以下ならシーコンサイズ(230CM)でもオッケーとのことでした、、、

途中クアラルンプールで乗り換えてランカウィに到着です。前便で到着した他の人のバイクがなぜかロンドンに間違って行ったらしく大量のバイクが荷物引き渡し場所に放置されています。自分のバイクは無事に到着していましたのでタクシーに乗ります。わずか5分もかからないところですが30リンギット(1000円ほど)乗車人数、荷物の個数で料金がかわるようです。 ホテルでチェックインしてタクシードライバーおすすめの屋台で夕食。どれを注文しても辛い。大会翌日じゃなくてよかったです。ビール禁止の国なのでジュースで乾杯。帰りがけに7-11の横で見つけたバブルティー(タピオカドリンク)ゲットちょっと甘かったけど日本では見ないビッグサイズで大満足!

11月16日 受付&バイク準備

10時からアイアンマンの受付開始なのでホテルで朝食後、歩いて空港横にあるコンベンションセンターに行きます。15分ほどですが、外を歩くと暑いです。外気温31度、、、高級なバイクがずらりとならんでいます。10時からの受付も先頭であっさり終わり,アイアンマンのブースでお土産を物色。10時15分から日本語の説明会があり、1時間ほど話を聞きます。

昼食は辛くない固めの焼肉を食べ、スイム会場のT1にバイクを預けに行きます。10キロぐらいの山道を自走します。途中野生の猿がいます。外人の女性にあっさりと抜かれますが、きっと彼女はプロ選手だと暗示をかけて進みます。バイク会場でバイクを預けて、スイムとトランジションの説明を先ほどと同じ方が日本語でします。5分ほどで終わります。無料シャトルで先ほどまでいたT2の受付会場に戻ります。暑いのでタクシーを使ってホテルに戻り、お約束の昼寝を1時間ほどしてすっきりします。夕食は辛いものを避けるため屋台でハンバーガーを発見。大会前最後の晩餐がまさかのバーガー&フライ(チキンバーガー、スイカジュースそれぞれ4リンギット)。夜10時ごろに就寝。

11月17日 スタート前

目覚ましを4時45分にセットして寝ますが、4時前には起きてしまいます。ホテルは5時に朝食を用意していてくれています。北海道の大会では朝食抜きになりますが、こちらは嬉しいサービスです。スタート地点までホテル側がタクシーを出してくれます。バス停まで歩く予定だったのですごく助かります。

マレーシアは日中暑くなるのでバイクのエアを事前に抜いていたので、携帯ポンプで入れなおします。ゴール後に受け取るバックは試泳直前まで預けないで、カロリーメイトや水分補給をします。試泳の時間になったので5分ほど泳ぎます。トイレも済ませます。自分の申請したタイムを1時間15分だったので第1グループでした。グループの真ん中で順番を待ちます。

スイムスタート

いよいよスイムスタート。ローリングスタートのため特に混雑はないです。左側から海に入りすこしづつ右のコースロープに行くのが良さそうです。波は沖にある2つの島が波消しをしているのかほとんどありません。島に生えている木を目標にするとまっすぐ泳げそうです。400メートル沖に進み右へターン。時々足に他の人の手が触れますが、引っ張られることもなくバトルはないまま砂浜と並行に泳ぎます。最後のターンです。息継ぎで太陽がまぶしいですが、アイアンマンのゴールゲートを目指して泳ぎます。1周目37分ぐらいだっとと思います。

一度砂浜にあがり2周目スタート。ちょうど良いスピードの人にくっついて泳いで体力温存。波が少し高くなったようです。1周目より人も少なくなりますが、後続グループの紫色帽子の人に抜かれます。2周終わってトランジションに入ります。1時間16分04秒(45位)

トランジションT1

椅子を見つけて座ります。足をよく拭いて5本指のワークマンコンプレッションソックス履き替えます。バンダナ、手袋、バイクシューに履き替えバイクラックまで走ります。スイムで擦れた肩の部分にワセリンを塗ります。T1時間 (6分43秒)

バイクスタート

いよいよバイクスタート。2周目でペースが上げられるように1周目をセーブする予定ですが、アベレージスピードを33キロに設定するもなかなか33キロになりません。30キロがいい所。スタートすぐに登り、下りがありますが、下りで大雨になります。ガ―ミン520のサイコンがバッテリー残小でオンオフを繰り返します。リセットかけるもアベレージもわからなくなり、しょうがなく時計のガ―ミンを始動させますが、時計の表示もオンオフを繰り返します。距離もスピードも訳が分からなくなります。ケイデンスの表示を頼りに走りますがアップダウンもあり、道も平坦なところも多いですが、凸凹の道もあるので同じ強度で走るのが難しいです。1周目が終わり2周目の坂道で左太もも前が攣ります。ちょっとの力もかけられないぐらい痛くて、あえなく下車。自転車を押して登ります。そんなに長い距離ではないですが、10人以上に抜かれます。頂上で後ろを振り返ると同じように押している集団がいます。まさか、自分が自転車を押す集団の先頭だと気が付きます。そこからはぼろぼろでどんどんと抜かれていきます。バイクのエイドももらえるのが水まはたISOという炭酸ポカリのようなものです。このボトルのキャップが脆くすぐ外れて道のあちこちに落ちています。今回の補給食は粉飴600キロカロリーを粉ポカリで割ったものとをバイクボトルに1本と塩羊羹2本、塩タブレット1個をトップチューブにセットしていました。足が攣ったので何とかしようとタブレットを早々に食べます。165キロ地点で2周回終わりランのスタート地点へ向かう道に入ります。たくさんの人に抜かれますが、ランで4時間切りを目指していたのでこの時はそれほど心配はしていませんでした。6時間18分22秒(58位)

T2 トランジション

ここのトランジションは屋内のため涼しいです。バイクはかたずけてくれるので、手渡ししておしまい。赤いT2バックを手に取り着替えます。なぜかこの時点で足に豆ができています。雨のなか走って濡れたのが原因か、バイクシューズが小さかったかも、、、5分48秒

ランスタート

トップ集団はすでに2周目ですがランスタート。今までの経験ではランスタートすぐにはペースが出ないですが、今回はバイクを捨てた?のでそれほどでもない感じで最初の1キロは5分21秒。少し早いかなと思ったけどすぐにキロ5分40ペースに落とします。これで行けるとおもったがあっさり歩くことになります。走れません。攣ってはいないが足が動かない。腹の両側が走ると痛い。いままでの経験ではないパターン。しばらくすれば落ち着かもしれないので歩いて様子を見ます。5キロ過ぎ少し走る。やはり痛い。10キロ過ぎまだ痛い。セナンビーチ沿いはたくさんの応援しているひとがいます。応援されても走れません。折り返し地点。まだだめ、一緒に来たしぎーさんに会います。『もう、2周目?』と聞かれ『まだ1周目です』と答える自分。差は10キロほど。抜かれるのも時間の問題と覚悟します。ようやくスタート地点に戻りますがまだ16キロしか走っていません。もう1周ではなく1周半以上とこの時点で気が付きます。ちょっと前にやったフルマラソン2日連続の大会で歩き癖が付いたのか歩くことに抵抗がないです。日も暮れて寒くなります。頭に水をかぶることもなく、ゴールを目指します。ラスト400メートルぐらいビーチ沿いで最後のスパート。多くの人とハイタッチでゴール。7時間19分04秒(ランのみです) 193位

ゴール後

総合タイム15時間06分05秒 フィニッシャータオルと大きなメダルを貰い、パスタ、アイスなど食べますが気分が悪すぎです。写真を撮る気力もなく、フィニッシャージャージを受け取り、歩くのもままならず、携帯に挟んであった緊急用のお金を使ってタクシーでホテルに直行します。暖かくならないシャワーを恨んでベットに入ります。ラインで朝食時間を設定して爆睡。40代年代別 (119位/198人中) 総合641位/978位

大会翌日

ホテルで朝食をとり、チェックアウト。バイクを引き取りに会場入り。梱包に2時間ほどでかかります。すぐ横で、アイアンマンチャンピオンシップ・コナ行きのセレモニーをやっています。日本人の名前が呼ばれるたびにおめでとう!と思います。

空港でレンタカーを借て島を探索する予定でしたがカローラしかなく荷物が乗らないので却下。タクシーをハイヤーします。値段交渉の末、5時間で200リンギット。レンタカーが1日150リンギットなので、まあまあの値段。スイム会場を経由して、ゴール付近の繁華街で中華を食べて町を散策。足マッサージをやってもらいますが、あまり気持ちが良くない。アイアンマンの完走者も来ていない様子です。いわゆる外れのマッサージです。ぶらり、マンゴージュースはおいしかったです。タクシードライバーと待ち合わせしたパーティー会場のホテルでピックアップ。お金が足りなく日本円でドライバーにお支払い。チェックインして飛行機出発。途中クアラルンプールでプライオリティーパスを使って無料の夕食。今回の旅で一番豪華だったかも。コーヒーももちろん無料です。成田空港近くのパーキングで車を引き取りエンジンスタートっと思ったが車内灯が点いたままだったためバッテリー空。ジャンプスタートさせて無事帰宅です。

まとめのまとめ

アイアンマンに出るためにいままで練習をしてきましたが練習の成果を全く生かせなかったです。完走はしたけどやり切った感が全くないです。原因不明の体調不良。熱中症といわれたらそうかもしれない。バイクで前半飛ばし過ぎのせいだ言われたらそうかもしれない。バイクシューズがあわなかったといわれればそうかもしれない。サイコンが止まりペースが乱れた、、、11時間切りを目指しいたのにボロボロで終わりました。一つ一つ課題をクリアして次の大会を目指したいです。

後日談。ランで不調だった原因が判明しました。エイドでもらうFIVEなんとかと言うISOドリンクはスポーツドリンクのようなものだと思っていましたが、後で調べるとこちらはカロリーがほぼゼロでした。いくら飲んでも、水分補給にはなりますが、カロリーやミネラルの摂取の観点からすれば全然足りません。スポーツドリンクでカロリーも補給をしていた今までのやり方ではハンガーノック状態をおこしていました。以後何が出るかきちんと調べてから摂取していこうと思います。ちなみにゲータレードは1本飲めば120キロカロリーぐらいあるみたいですので、8本飲めば1000キロカロリーぐらいになるので自分は600キロカロリー分の補給食を食べるだけでOKです。

2018光が丘ロードレース DNS 

2016年にランニングを始めた時からエントリーしている光が丘ロードレース(ハーフマラソン)ですが、初年度は完走昨年は足裏が痛くなり13キロ地点でDNF、今年は翌週にアイアンマンに参加することになりあえなくDNSとどんどん成績が悪くなっています。地元開催という事でボランティア枠でエントリーとなりました。ロードバイクでコースを走り、公園内を歩いている人にレースがあると告知して走る役割でした。お弁当とバスタオルをもらって昼には終了です。

午後からは2歳になる息子の誕生日にパパはマレーシアの大会で不在になるので、ちょっと早めの誕生日記念として荒川遊園に行きました。大人200円、未就学児0円という格安入園料ですが、中に入ると色々お金を使う誘惑がありチケット制の乗り物や100円硬貨を使う乗り物で遊びました。気になっていたスカイサイクル?(モノレールのようなペダルを漕ぐ遊具)は乗れずじまいでした。2歳になったらストライダーデビューできるかな、、、

 

R1カブト ヘルメットバイザー交換

純正のヘルメットバイザーに傷がついてしまったので新しいものを探してみました。アマゾンで上級グレードの軽量遮光タイプを発見。こちらは軽量ですが、純正のバイザーと比べるとぺラペラです。まあ、風で吹っ飛ばなければオッケーですが、、、


ついでにインナーパッドも度重なる洗濯により壊れたので新品購入です。こちらはバグネットタイプです。1枚物なので取り外し&洗濯が楽です。

2週間後はいよいよマレーシアランカウィでアイアンマンがあります。少しずつ準備をします。

2018 前橋トライアスロン まとめ

昨年に続き2回目となる前橋トライアスロン。今回は親子で参加しました。朝7:00に『正田醤油スタジアム群馬』へ向けて自宅を出発です。予定時刻の9:00に現地入り。受付を済ませて未就学児のトランジションのバイク(D-BIKE)や靴、ゼッケンなど準備します。未就学児レースは親子で入水が基本なので自分もトライスーツに着替えます。屋内プールのため室温が高いですがプールサイドで開会式を待ちます。5人グループのウェーブスタートです。

未就学児レース

いよいよレーススタート。親が子供の後ろをついてサポートします。娘が25メートルを泳げるのは知っているので後に続きます。水深が170CMと深く普通に歩いたら娘から離れてしまうので、こっちもヘッドアップで必死で泳ぎます。場内アナウンスで今大会(未就学児)で最速と放送されます。無事泳ぎ切って5人中1位でスイムアップ。トランジションに向かいます。バイクで男の子に抜かれるも、抜いた子がコースを間違えた隙に抜き返します。教えてもいないのに、速くなるからとダンシングもしていました。自転車を置いて最後のランです。先にスタートした女の子を一人抜いてゴールです。タイムが計測されないので何位だか不明ですがみんな金メダル。本人は全部1位だったと言っていました(笑)。

休憩と準備

子供のレースが終わり、ご褒美にかき氷と焼きそばを食べ、トランジションに置いてあったバイクや荷物を引き取り、自分のトランジションの準備を始めます。補給食や工具入れなどすべて外し、プロファイルデザインのDHバーボトルにポカリを用意します。競技説明会を会場の外にあるモニターで聞きながらの作業です。その後、小学生の表彰式があり、知り合いの子が小学生部門で2位と昨年同様すごい成績。ゲスト選手のボクシングチャンピオン・内藤大助選手と写真を撮りスタート地点のスイム会場へ向かいます。

 

スイムスタート

いよいよレーススタートです。7秒ごとのウェーブスタートで招待選手の松丸真幸選手が一番手です。内藤選手もかなり前の方からのスタートですが、スイムが苦手と言っていた通り、他の選手よりだいぶ遅いです。サーキットで遅い車は動くシケインと揶揄されますが、プールではまるで『動くテトラポット』皆さん上手によけていきます。自分の番が来ました。計測器に足で踏んだ時からスタートです。50mプールを隣のレーンに移動しながら10本、合計500メートル泳ぎます。ターンが苦手なので、ターンをしながら隣のレーンに移動するのに手間取ります。2,3人に抜かれますが10人ぐらい抜いてスイムアップ。10分20秒 35位/185人

バイクスタート

トランジションでバイクを探してヘルメットを装着して、クリートシューズを履こうと思ったらマジックテープでばっちりとまっていて履くのに手間取ります。会場の外に出るための狭い道を通り一般道に出ます。しばらくするとゼッケン701番の松丸選手が先導バイクと共に遭遇します。こちらは周回遅れになりますが頑張ってついて行きます、、、1キロほどで撃沈。レベルが違いました。松丸選手以外には抜かれることもなく2周回して戻ります。バイク降車地点がよく分からず周回コースのUターン地点で下車してバイクを押す始末。16キロのコース 30分39秒 9位/185人

ランスタート

しめのランです。1週間前のトレランで筋肉痛になり一度も走っていなかったので少々不安でしたが、HOKA ONE ONEの足に優しいマシュマロクッションを信じてスタートを切ります。最初の1キロが5分ちょいだったので5分切りを想定していた自分は焦りますが足が動きません。折り返しはまさかの未舗装トレランコース。ZONE3のゼッケンベルトが走っていると回転して後ろにゼッケンが移動するのが気になりました。もっときつく調整しないとダメと思いながら走ります。何人かに抜かれスタジアムでも1人抜かれ娘に遅いと叱咤激励されながらゴールです。4キロ 21分53秒 35位/185人

ゴールでハイタッチ!

まとめのまとめ

娘と一緒に大会に参加することが今回の目標だったので達成できてよかったですがダブルエントリーしたような疲労感でした。自分のレースの時は知り合いに娘を預けられたのですごく助かりました。
ボクシングチャンピオンの内藤選手に会えてよかったです。来年もぜひ参加していただきたいです。

総合タイム 1時間02分52秒 17位/185人

トライアスロン初心者がバイク練習を始める時に必要な物のまとめ

トライアスロンを初めてまだ2年とちょっとですが、大小を含めると大会数はすでに10大会を数えます。最近トライアスロンを始めた人からバイクを始めるにあたってのいろはを聞かれるようになります。昔購入したロードバイクをここ数回乗ったので、今乗っているエアロバイクとの違いも含めてまとめてみます。

トライアスロンを始める時に買ったロードバイク FELT F95 2015年モデル。コンポ(大まかなバイクのスペックです)はソラの9速です。購入ポイントは10万円以下(8万円プラス消費税)、フロントフォークがカーボンでロングライドでも衝撃を吸収するので疲れにくい。どのみちバイクはもっといいのが欲しくなるから安いの買う。近くのお店でメンテナンスを頼める。などの理由からこちらに決定しました。

実際このバイクで良かったです。いまはこのバイクが8台ぐらい買えるサーベロS3 DI2 2018年モデルをメインに使用していますが、F95で十分に練習ができますし、今でもたまに乗ります。

まずノーマルのロードバイクに必要なもの。

  1. ボトル&ボトルホルダー★★★★★

    水分補給用のボトルです。普通のボトル(ペットボトルはダメ)で十分ですができれば2本(ダウンチューブとシートチューブ)リフィルの時にツイストタイプだと飲み口を引っ張ったとき力を入れ過ぎてふたが外れて中身がドバっとでないので回してふたを外せるもの。ボトルホルダー(ボトルケージ)は手で曲げて固さを調整できるものがいいです。ボトルサイズがメーカーによって微妙に違うので、緩いと走行中に落ちて危険。右抜き用などまだ使ったことがないですが良さそうです。好きなのでいいと思います。

  2. SPD-SLペダル&クリート★★★★★

    フラットペダルで始めてもいいですが、すぐにビンディングペダルが欲しくなります。感覚としてスキーやスノーボードをやったことがある人はすぐにビンディングペダルになれると思います。ペダルは自分の意思でグイッとひねれば簡単に外れます。シューズも合わせて購入したらいいです。自分は今でも最初に購入したシューズです。

  3. ヘッドライト★★★☆☆

    ある程度明るければ何でもいいと思います。自分はキャットアイVOLT200を使用しています。昼間しか練習しない場合は使わないですがトンネルを通るなら昼でも必要です。(リアライトも)こちらのライトは夜間のラン練でも持ち歩いています。また、トライアスロン大会でバイクのセッティングが早朝の場合ライトが必要な時もあるので一つあると便利です。

  4. パンク修理剤★★★★★

    スペアチューブ、携帯ポンプ、パッチなど持っていく人もいますが、自分は修理剤1本のみです。

  5. 携帯工具★★★★★

    色々なサイズの6角とプラスとマイナスがあれば大抵の事ができます。自分はチェーンカッター付の物を使用しています。DHバーやサドルのがずれたときや調整をしたい時に使います。たまにチェーンガイドの調整が必要になる場合も。

  6. DHバー★★★★★

    トライアスロンをやるならこれがあると無いではスピードが全然違います。とりあえず安いのでいいので試してみると良いでしょう。最初は前傾がきつくならないものがいいです。前傾がきついとスピードが出ますが腰や背中や股間が痛くなりDHポジションが長時間使えなくなります。汗で滑るのでバーテープもきちんと巻きましょう。

  7. サイクルコンピューター★★★★☆

    最初だけはスマホの無料アプリで走行距離などのログをとっていましたが、バッテリー、天候、操作性を考えるとサイクルコンピューターは揃えたいアイテムの一つです。自分はガ―ミンEDGE520を使用しています。スピードとケイデンスが計測できるものです。フルセットを購入すれば心拍計もつきます。時間、距離、ケイデンス、アベレージスピードを主に表示しています。その他、地図にコンビニの場所やナビゲーションが表示される機能もあるのですごく便利です。
    練習量が一目でわかるとモチベーションが保てます。また、STRAVAなどのアプリと連動させればお友達と『いいね』ができます。大会では周回コースなどであと何周するか確認するうえでも正確で壊れないものがあったほうがいいです。

  8. 穴あきサドル★★★☆☆

    とりあえず付いているサドルで1000キロまたは3か月は最低走りましょう。慣れていないだけかもしれないです。どっかり座るとお尻が痛くなります。ポジションがきちんと出ていないと痛くなるといわれるが、慣れとお尻強化が先決です。サドル沼にはまると何個も買う羽目になります。穴あき、先端割れが自分には合っています。

  9. ディープカーボンホイール ★★★☆☆

    単純に巡行スピードが上がり速く走れます。ソロだと時速2、3キロぐらい変わるかもしれないです。
    ヒルクライム後の下りはブレーキに不安。また熱を持つためブレーキをかけっぱなしだと最悪ホイールが変形します。強めにブレーキをしてブレーキをかけないを繰り返す操作をすると放熱するかもしれないです。または前後で交互にブレーキをかければいいかもしれないです。アルミのホイールと交換する際ブレーキパッドも交換しないといけないので面倒です。ツーリングのような練習ではあまり交換しても意味がない部品です。(恰好で選ぶならありです)一緒に行った人に遅れをとる、少しでも楽に走りたいからと交換する部品ではないです。自己ベスト更新するためや、入賞できるとかのレベルになったら初めて交換するものだと思います。初心者には全く必要がないものです。でもBORA ONE 最高です。

  10. ヘルメット★★★★★

    最後ですがもっとも重要アイテムのヘルメット。今使っているOGKのR1がいいです。シールドタイプでエアロ効果があるのが売りですが、日焼けや虫よけにすごく効果があります。少し値段がはりますが快適に練習ができるのはいい事だと思いますので、こちらをおすすめします。その他バイクジャージや手袋も必要ですので忘れずに。

まとめ

何を買おうか、どうすれば速くなるか毎晩ネットサーフも楽しいです。練習がなにより一番大事だということを忘れずに。練習すればおのずと自分に必要なものがわかります。ちなみに8万円のバイクでも久米島トライアスロンで年代別3位になりました。アルミのバイクでも気後れせずに練習しましょう。

アクアバイクの練習

世界選手権のことを調べているとアクアバイクという競技もあるみたいです。水中でバイクペダルをこぐフィットネスではなくスイム~バイクの持久系の競技です。ランが苦手な人にはいいかもしれないですが、自分はスイムで全力だとあとが続かないので難しいです。

暑い夏のバイク練習の途中でプールに入って少し泳いでリフレッシュして、バイク練習ができる場所がないか探していたらありました。飯能市営プール。屋外プールで50メートルあります。料金が1時間150円ととってもリーズナブル。

撮影禁止なのでネットから拾ったプール風景。 日曜日でしたが、写真よりもっと人が少なかったです。

家からバイク練習でいつもの荒川サイクリングコースを走り入間サイクリングコースに入ります。終点からさらに10キロほど東飯能駅の方へ向かいます。ここまで60キロのバイク練習。脇道の坂を登ると夏期限定の市営プールに到着。駐輪所に防犯カメラがあるので安心してバイクを止めれます。

右の若者は初ロングライド。家に帰って10キロ走ればオリンピックディスタンスの練習になると言ったらやる気を出していました。

50円硬貨でロッカーを使用(戻ってきません)。持ち物はゴーグル、スイムキャップ、耳栓(キャップいらなかったです)。パンツはトライアスロンパンツを履いていたのでシャワーで汗を流したあとはプールにドボン。30分間1500メートル泳いで、水気を拭いて、またバイク練習を続けます。来る前よりも体が冷えて、きれいさっぱり。まさにスイムアップの時と同じ感覚です。往路の60キロがリセットされた感覚で楽しいバイク練習になりました。

2018館山若潮トライアスロンまとめ

五島長崎トライアスロンの次の週だというのに館山トライアスロンに申し込んでいました。タテトラのコースはスイムは沖まで歩けるし、バイクやランコースは自衛隊基地をグルグル回るフラットコースなのでタイムが出しやすいです。

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会場は沖ノ島とその周辺。別宅から4,5KMの所にあります。当日は昨年同様雨ですがバイク自走で会場入り。楕円チェーンリングに交換したので、試走もかねてバイクコースを一周します。楕円チェーンリングのインプレはこちらから

9:00までにトランジションを済ませます。今回実践投入したプロファイルデザインのDHドリンクホルダーにポカリを入れ、ダウンチューブボトルにエネルギージェルを入れます。バイクシューズやランシューズは濡れないように袋に入れて用意します。

 

スイムパート

40歳代は10:00から10秒ごとのウェーブスタートです、選手がスタートラインを通過するまでタイム計測が始まりません。2列目右4番の位置をとります前の人は自分と同じZONE3のウェットスーツ。試泳の時かなり遠くまで歩けることを確認していたので、隣で泳いでいる人を横目に沖まで歩きます。2列目なので当然、後ろでスタートを待っている人がいて恰好が悪いが、歩きます。やっと泳ぎ始めます。ほぼバトルなし、たまに足が触れるぐらいで一つ目のブイを目指して、ヘッドアップぎみで泳ぎます。2個目のブイで左にターン。後ろから波が来る感覚があり、手と足を伸びれば勝手前に進み泳ぎやすいです。帰りも第4ブイを目指します。第5ブイがよく見えなかったが実は岸にありました。2周目に入ります。行きは満ち潮のため泳ぎにくいが、なるべく歩く作戦。帰りは波に乗って楽をする作戦で泳ぎました。25分05秒 66位

バイクパート

自分のバイクラックが一番奥の角にあり分かりやすいにもかかわらず、隣のレーンから入ってしまい、間違えます。ウェットスーツを脱ぎ捨て、トランジションバックからバイクシューズ、ヘルメット、バンダナ、手袋を装着。靴下はなしでバイクをスタート地点まで押します。まだ雨も降っています。楕円チェンリングに交換したばかりなので様子を見ながら、コースを走ります。カーボンホイールなのでブレーキの様子も見ます。昨年落車が多かったところは今回も水たまりがひどいです。昨年以上に水たまりがいたるところにありますが、バイクが多くて渋滞になればわざと水たまりに入り深さを確認します。思ったほど抵抗がないし、どうせずぶ濡れなので関係ないし、インサイドがら空きなので結果速く走れます。ただカーブの所と出口は気を付けないと滑ります。今回もバイクで滑って落車している人がいます。

中盤少し雨が弱くなってきました。自分のライバルはディスクホイール組とJAPANを付けてる代表選手。勝手にライバル心を燃やして、ディスクホイールには今回のコンディションは厳しいようであさりパス。チェーンリングのお蔭もありバイクパートは鼻歌交じりで、たくさん抜けて楽しかったです。

DHバーのドリンクホルダーはすごく便利で快適でした。飲み残しなくバイク終了。ダウンチューブに入れている補給は一切使用せず、、、1時間10分25秒  32位30代40代は雨でコースコンデションが悪かったです。後半スタートの方がタイムが良いと思います。

ランパート

いよいよランパート。ほぼ平地のコースです。五島長崎トライアスロンは2周回だったので、ここもてっきり2周だと思って走りだします。途中家族が応援しているます『あと何周?』っと聞かれたので迷わず『2周』と答えます。ガ―ミン時計を見るとキロ4分30秒ぐらいです。明らかにオーバーペースですが、2周ならいけそうと思いペースを変更しないで。2周目に入ります。時計を見るとまだ2.5キロあれれ、、、ここ4周するコースだとこの時点で気が付きます。ペースをおさえますが時すでに遅し。ペースがどんどん落ちていきます。練習ではできたビルドアップ走の完全に逆バージョン。最後は何とかペースアップして娘と同伴ゴール。 44分38秒 85位

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まとめ

総合タイムは2時間20分08秒 41位 年代別10位だったので
去年と比べると2時間24分01秒総合82位 30才年代別 17位 から 4分ほど速くなりました。

バイクは雨だったので去年よりも少し良くなっただけですが、(前回はFELT F95 今回はCERVELO S3)ランが速くなって良かったです。やはり体重を減らすとタイムアップができました。 (前回の体重が77.5キロ 今回は 74.5キロぐらい)

最後にもらったメダルが今までもらったメダルで一番かっこよかったのでアップします。
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DOVAL ハンパナイッテ

購入までの経緯

先日の五島列島トライアスロンでバイクをヤマト便で家まで輸送した際、荷物の引きずりでフロントのチェ―ンリングの歯が削れるというアクシデントにあい、急遽チェーンリングを交換することになりました。保険もばっちりかけていたのですが、ダンボールも処分したし、フレーム折れていないから、今後のことも考えて、配送拒否やクレーマー要注意人物になり、保険が本当に必要な時に下りないのも嫌なので、自腹で修理することにしました。

DOVAL楕円チェーンリング

週末館山トライアスロンがあるのに水曜日にダメージを発覚して、金曜日までに届くものを探していたら、アマゾンにありました。DOVAL 3G(Qリングタイプ)楕円チェーンリング52―36T PCD110(4900円なり)。この商品を買った人が次に買う物リストに釣られて、チェーンリングボルト、シマノペグスパナ、シマノDURA-ACEのチェーン CN-HG901 11Sも合わせて注文。本来ならROTORのQRINGSが正常進化と思われますが、急な出費のため、体に染みついた安物買いの性格はなかなか直らず、チャイナカーボンホイールで味わった経験を再び味わう事を覚悟でDOVAL!調べたらこちらはお隣韓国産です。ロードバイクで韓国のイメージは全然ないのですが、先日の五島長崎トライアスロン私のすぐ先にゴールした人が韓国人でした。タイムを見るとバイクが総合8位の音速。ランが苦手なようでしたが、こちらの方がDOVALを使っていたか分からないですが、バイクタイムがすごかったので、それにあやかろうと、購入するまでに至りました。

取り付け

物が届いたのが金曜日の午後。会社が終わってから取り付ける時間も方法も分からないので、そのままレースに出場が最有力。一応試乗した感じ、チェーンが滑ったり、異音はなかったです。
藁をもすがる思いで、前日の競技説明会会場でメカニックの人にチェーンリングの交換できるか聞いてみます。現地のメカニックはトライアスロンショップのアスロニアさん。大会特価?で1500円で交換していただけるとの事。競技説明会の1時間ほどバイクを預けて戻ってみたら交換完了していました。チェーンはまだ使えるから交換はしていないとの事。調整が必要なら明日も会場にいるので来て下さいとの事。助かります。

試走&調整

大会当日、リング交換後初めて試走します。家から現地まで4キロほど。リアを軽いギアにするとフロントがインナーにギア落ちします。アウターに入れても入らない。重めで回せばギア落ちはなし。現地到着後速攻でメカニックの元へ。状況を説明したら、ドライバー1本でちょいちょいっと調整して完全復活。Di2のフロント調整は普通にドライバー調整なのだと一人で納得。

1周コースを試走します。ギア落ちしない、異音もなしとりあえず正常に作動したのでバイクラックへ戻ります。

コースマップ

今回使用したコースは4.5kmを9周回る40kmコースです。ブレーキングが必要な直角カーブが多く、所々雨で水たまり(5cmほどの深さ)もある道路でした。全く坂道はないです。

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使った感想

ぶっつけ本番でしたが、違和感もなくすぐになれました。TTポジションとは相性がいいのでしょうか、加速がいいです。巡行もいいです。実力1割アップした感じ(ケイデンスが上がった)。ほんとかよって突っ込みを入れたくなるような、性能アップ。ボーラワンを入れたよりはテンション上がりませんでしたが、1度でいつもの練習場でオールアウトやってみたいです。

コーナー手前でブレーキング後、出口からのダッシュでは3回転で引き離し10回漕げばいなくなります。いつの間にかバイクが得意なわたしですが、この楕円リングは体重を乗せてバンバン抜けます。ディスクホイールで速い人にも渡り合えそうでした。今回は五島のレースの回復レースということで抑え気味。楕円は長く乗るとダメージがどうのと書き込みがあったので心配していましたが、1時間では足へのダメージはありませんでした。ヒルクライムも試したいです。

では良くない点は?

ギア落ちの可能性が高い。調整してもらったのでいまの所は平気ですが、形がすでにチェーン落ちしやすい構造です(ガイドとリングに隙間ができる)ので気をつけないといけないです。特にペダルの逆回しで。

あと、滑りやすい路面だと、楕円は一定のトルクをかけているつもりでも変化するので、タイヤが滑っている感覚に陥り、慣れるまで扱いが難しかったです。濡れている路面やコーナリング中のぺダリング、コーナー出口で負荷をかける時は特に注意が必要かもしれないです。タイヤが滑る感覚が分からない人は気にしないで平気だと思います。

以上サッカー日本代表大迫選手のハンパナイッテを使わせていただきました。五島列島長崎トライアスロンの成績結果により、わたしも40代ロングトライアスロンの日本代表に選ばれるかもしれないです。ファイト―