2019世界選手権 スペイン まとめ

前書き

2018年の五島列島トライアスロンAタイプの成績で何とか、日本代表入りを果たして、スペインで行われたマルチスポーツ世界選手権に参加しましたのでまとめます。

準備

今回の大会はスペインまで行くのでJTU(日本トライアスロン連合)のHISオフィシャルツアーで参加します。一緒に行くメンバーは知り合いの3人です。成田空港までホンダフィットを出してもらい、大人3人プラス自転車3台を無理やり積み込んで出発。アブダビで乗り換えマドリード、そこから大会開催地のポンテベドラに近いビーゴまでトータル飛行機を3回乗り継いで行きます。

出発してから1日半ようやく昼過ぎにビーゴへ着いたので、ホテルで一休みした後、街を探検します。お台場のビーナスポートのような景色が広がります。白色を基調としたロココ調?メディタリアン風な建物があります。屋根がオレンジなのが特徴的です。おなかも空いたのでいよいよご飯でも食べようとするも、レストランで聞いた結果ご飯が食べられる時間は昼は15時まで。夜は20時から22時ぐらいまでしかレストランも開いてなく、いきなり食料難民になります。仕方がないのでカフェでパン、ハム、チーズ、オリーブ、ポテトなどを注文して腹ごしらえ。夜になり再び夕食を食べに出かけます。別便のバイクがトラックで運ばれたので組み立てます。

2日目

朝食をホテルで済まし、バイクの試走をします。コースを間違え時間がかかってしまいましたが、海沿いまで15,6キロほどのライド。右側通行で違和感があります。道が荒れているのでDHポジション、空気圧の確認をします。

10時から受付のためポンテベドラにある受付会場までバスで行きます。何をするにも長い列ができます。受付終了後はバスでバイクコースを下見します。結構な坂があります。下見の結果、市街地以外は坂しかないコースという結論になりました。ホテルに着いたのがまたしても16:00ごろのため食料難民。近くにスーパーで飲み物とラザニアを注文。冷たいラザニアですがホテルの部屋でいただきます。2日目のピザみたいですがまあまあおいしい。

3日目

DECATHLONというフランスのアウトドアのお店が近くにあることを発見。バイクグッツやリュックなどあります。超小型の折り畳みリュックを購入。サドルバックに入る大きさなので出先で買い物などに便利です。(2ユーロ)
バイクを預けに再度ポンテベドラまで行きます。バイクチェックインをしたあと、トランジションバックも預けます。試泳ができるとのことでしたが、知らなかったで準備をしていません。試泳を終えた人から話を聞くと「水が冷たくて、頭が痛い、足がしびれる、5分が限界』などのコメント。試泳をしなくてよかったという思いと、大会当日はどうなるかが心配です。午後から日本人用の競技説明会がありました。全員集合して写真を撮ります。解散後はまたしても昼食を逃してしまい、カフェでパンとチーズとチキン。同じメニューが続き飽きます。パスタパーティーにも参加できる予定でしたが、量が少ないと聞いていたので参加せずホテルで1人日本から持ってきたカップラーメンを食べて早めの就寝。

レース当日

早朝4:00起床。サンドイッチBOXを受け取ります。相変わらず、パンとハムとチーズ。日本からはパックご飯をもってきたので、湯煎して、お茶づけでおにぎりを作ります。久しぶりの米にちょっと感動。少しずつ時間をかけて食べます。
5:30のバスに乗り会場を目指します。トランジションでバイクの空気を入れたり、ドリンクをセットします。8:30のスタート予定ですが、水温が低いので3000メートルのスイムが1500メートルに短縮。スタート時間も30分遅くなります。知りあいがホットクリームなるものを持っていて塗ったら体がポカポカしていきます。指先や耳にもしっかり塗りますが目と陰部は塗ると大変なことになるそうです。これなら寒くても安心と自分に言い聞かせます。いよいよレースの時間が迫ってきたので、スイムスタート地点へ移動。自分の前のグループの泳ぎを見ると、、、上流に向かって泳いでいるのですが、ほとんど進んでいないです。エリートのレースなのにこのスピードとはよほど流れが強いのだと思います。

スイムスタート

説明会で移動が始まったらすぐにスタート地点に並びなさいとのことだったので並びます。みんな左の方(川の中央)に行きますが自分は岸の近くで待機します。(後で分かったことですが、中央よりの方がカーブの内側なので流れが弱いそうです。)特に混雑はしていませんが浮かんでいると流されるので立ち泳ぎで前に進む感じです。なぜか9:01にスタート。しっかり泳いでいるつもりですが景色が変わらず前に進みません。ようやく一つ目のブイまで行きます。焦って足を大きく動かそうとしても攣る感じがしてバランスをとるのが精いっぱい。水を何度か飲んでしまう。少ししょっぱい、海水が混じっているのかな?宮古島では他の人の手がゴーグルにあたり破損したことがあったので今回はあまり人がいないところを泳ぐようにします。ドラフティングをしながらようやく折り返し。なぜ魚が隊列を組むか気持ちがわかるような気がします。川を横切るときは流れがあるのでブイより少し上流を目指します。折り返し以降はスピードが乗ります。コース通りに行かないでショートカットをしようとすると浅瀬になっていて、泳げないのでコースに戻ります。下りは楽です。あっと言う間に戻ってきますが、石階段を登りゴールしようと階段に手をかけるも、力が入らず登れません。寒さで三半規管がやられているのか、前にいる人も階段に上がれません。3回ぐらいチャレンジしてようやく上陸。バイクのあるトランジションまで400メートルほど走ります。39分03秒

トランジション1

宮古島ではバイクシューズを裸足で履いて両指に血豆ができたので今回は5本指靴下を着用。きちんと足を拭いていたら時間がかかりました。ウェットスーツをトランジションバックに押し込んでバイクを取りに行きます。ゼッケンはランのみでバイクは必要がないと聞いたので、ゼッケンベルトはしません。

バイクスタート

全身ずぶ濡れで寒いです。少し震えながらペダルをこぎます。ヨーロッパは右側通行なので、左から追い越すので少し戸惑います。日本ではあまり見ない交差点のランナバウトです。カナダでは2車線のランナバウトが少なかったですが、こちらはほとんど2車線です。各国の名前がトラスーツに書いてあるのでオンラインゲームのZWIFTのようで楽しいです。さすが地元開催ESPエスパニョール(スペイン)が多いです。しばらく走ると試走で来た坂道に入ります。右折してさらに急な坂道、下ってUターン。また上ります。苦手なゼロスタート&坂道。すごい勢いで抜かれます。下りは得意なようで、結構抜けます。楽しいけど時々横風でふらつき怖いです。1周目も終わり戻ってきます。これをあと2周。2周目はエイドでドリンクボトルをもらいます。右手で受け取るのが慣れていないのでスローダウン。2周目のダウンヒルは1周目よりさらにスピードをのせます。3週目、10分前にスタートしている、ねりトラメンバーに追いつきます。周回が終わった時のコースが分からず聞きます。2周しているのに周りが見えていない、、、最後はゆっくり確認してトランジションに向かいます。
3時間47分07秒

ラン

トランジションでトイレに行きます。リアジップのトラスーツですが、股から何とか用を足せます。女性にはできない技。いよいよ最後、ランスタートです。キロ5分ちょっとでいいスタート。ピッチ重視で走り出します。足は動きますが、途中からまさかの砂利コース。65歳のJONKERさんの後をぺーサーに走ります。カナダでお世話になったJONKER NISSAN(ヨンカー ニッサン)と同じ苗字だなーと思いだしながら走ります。3キロほど後を追ったのですが、エイドで水をもらっているうちに先に行かれてしまいました。市街地に戻ると応援がすごいです。ちゃんとJAPON TAKEDAと応援してくれます。応援の選手との距離も近く、ツールドフランスで見る応援と一緒です。時折日本語で「ガンバレ』など聞こえます。2周目も終わり、コエンザエムQ10のジェルを飲みます。なぜか少し力が出てきたような気がします。プラシーボ効果でも何でもいいです。何とか最後まで歩かず走りました。3時間01分02秒

まとめ

総合タイム7時間39分44秒 年代別67位 日本人年代別というカテゴリーがあれば2位でした。とりあえず自分が日本でのランキングが一番低いので2位に入れてこの大会に参加&完走できてよかったですがさすが世界大会。ランのアベレージなどすごい速いです。水泳の練習は寒中水泳や流れるプール逆泳なども取り入れないとダメだなと思いました。

大会終了後

翌日マドリード観光して、途中バイク輸送のトラックが来ないので、バスにバイクを積み込むという事態が発生したが、無事アブダビ経由で成田到着。8日間の旅行が終了です。色々な人と出会えて、どこかの大会でまた会える気がします。レースでは速さより強さ(我慢強さ、粘り強さ)が求められるのかな?っと思いました。

この大会に持っていけばよかったなリスト(スイム時の防寒対策です)

1、ホットクリーム(サーファーが冬用に使っているみたいです)
2、スイムキャップ(通称もじもじ君)
3、スイムソックス(今大会は着用OKでした、、、)
4、安物スリッパまたはいらない靴下(レース後は処分清掃されていました。)